復刻パーツを3Dプリンターで作ってみた！所謂リバースエンジニアリングの方法
レアな当時物のSIMPSON Bandit3 RACE PRODUCTSのシールドノッチギア？がいつの間にか無いので3Dプリンターで作ってみようと思います。
絶版パーツかどうかは調べてないので知りませんが、有っても届くの待つより作った方が早い
物は小さなプラスチック部品なので、3Dプリンターで作るにはもってこいのパーツ
左右で2個必要ですが、1個は有るのでそれを元にFusion360でプチリバースエンジニアリングしていきます。
先ずは、EinScanPro2XでハンドヘルドHDスキャンしてみましたが、
物が小さすぎてハンドヘルドでは無理が有りましたｗ
なので、3脚での固定スキャンに変更
さすが素晴らしき高詳細高精度
このデータを元にFusion360でリバースエンジニアリングしていきます。
先ずは、スキャンデーターをメッシュ挿入でFusion360に取り込みます。
EinScanPro2Xは、裏面も360度スキャン出来ますが、裏面は平面で厚みだけなのでスピード重視で表面だけスキャンしてます。
先ずは、メッシュ断面スケッチを作成します。
適度な断面位置に調整してOKします。
そして、画像のように、その断面スケッチの上で右クリックしてスケッチを編集を選びます。
そして、スケッチ作成の中の曲面をメッシュ断面にフィットを選びます。
そして、フィットさせる曲線のタイプを閉じたスプラインを選び、断面を選んでOKします。
画像には無いですが、段差部分も同じ要領でスケッチしておきます。
これでモデリングに使えるスケッチ曲線になったので、スケッチを終了します。
ソリッドタブで押し出しを選んで、押し出す面を選んで押し出し量を指定してソリッドボディにしていきます。
段差部分も同じように押し出しで切り取りして段差を作ります。
これでほぼ完成ですが、あとはフィレットや面取り等して現物と同形状にしていきます。
てな感じでソリッドボディの完成♪
あとは、タブのボディを右クリックでSTL出力しておきます。
Raise3D Pro2のideaMakerで3Dプリントのパラメーターを設定して出力
小さいのであっという間に完成！
左が今回制作分
ちょっと髭取るのわすれてましたがばっちりリバースエンジニアリング成功しました。
今回の作業時間は2，30分ほど
３Dプリントの時間も合わせても1時間ほどでした。
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