旧車の灰皿に 小物入れトレイを3Dプリンターで作ってみた
最近のクルマから消えたアッシュトレイ(灰皿)
当時は灰皿要らない人用にノンスモーカーズボックスなるオプションが有りました。
先ずは3Dスキャナー Shining3D EinScan Pro2X で3Dスキャン
データ上で計測してサイズを決めてモデリングしていきます。
Fusion360上でシュミレーションしておきます。
これぐらいのモデルならあっという間に造形完了♪
これでも全然問題ないですが、純正のアッシュトレイをスキャンしてモデリングもしてみます。
3脚で固定してHDスキャン
かなり高詳細、高精度にデータ化できます。
不要な部分はカットして、Fusion360にメッシュ挿入します。
挿入したメッシュデータを元に、概算スケッチでサイズを決め、大きめのソリッドモデルを制作
この時にメッシュデータからはみ出ないソリッドモデルにするのがコツです。
メッシュデータに穴が有っても分割時にエラーになります。
別の画像の方が解りやすいので、こんな感じでソリッドモデルがメッシュデータからはみ出ていたりすると、カットしきれずエラーとなります。
こんな感じでカットしたい部分が全てメッシュデータと重なる必要が有ります。
ソリッドボディと重なったところに見えないぐらいの穴が有ってもエラーになります。
そんなところに注意しながらソリッドモデルをつくり、挿入したメッシュデータをBREP変換して、作ったソリッドモデルをBREP面で分割すれば、純正アッシュトレイと全く同じフィッティング面のソリッドモデルが完成!
実際3Dプリンターで出力すると、収縮する場合もあるのでそのあたりも計算しなければいけません。
と、ここで気づいた照明レンズ
照明無いと夜見えにくので、純正アッシュトレイのレンズは流用します。
で、実際3DプリンターのRaise3D Pro2で出力したのがコレ
純正イルミもそのまま使います。
こんな感じで完成♪
光漏れてるのは純正灰皿もそんな感じでしたが、気が向けば改善したいと思います。
次回は最新iphoneの LiDARスキャナ を活かしたスキャナーアプリと100万円スキャナー対決を予定してます。
お楽しみに♪