あり得ない三角形のオブジェを3Dプリンターで作ってみた 前編

小物製作

今回は先に完成状態から
画像粗くてすみません。
iphone8で望遠で撮らないといけないので

3Dprinter
三角形の錯覚

昔からよくあるだまし絵みたいな、絵ではなく、オブジェ
ペンローズの三角形というものらしい、不可能図形の一つ
錯覚を利用した、あり得ない3角形のオブジェ

先にネタバラシしてからのFusion360での作り方を書いていきます。
内容的には簡単ですが、ちょっとしたコツもあって画像も多いので2回に分けます。

Fusion360
スケッチ

先ずはスケッチから
1辺100mmで作ります。
20×100mmの角棒

Fusion360
スケッチ
Fusion360
スケッチ

次に、スケッチする面を変えて、同じく20×100mmでスケッチ

Fusion360
スケッチ

これでもう大まかなスケッチは完了という非常に簡単

Fusion360
押し出し

あとはソリッドモードで「押し出し」を先ずは底辺から

Fusion360
押し出し

次に立ち上げた柱も押し出しで20㎜ この時「結合」せずに「新規ボディ」としておきます。
後で「結合」すればよい部分は、とりあえず「新規ボディ」にしておいた方が後々何かと都合が良い事も有ります。

Fusion360
ホーム

画面右上の家マークでホーム視点にすると

Fusion360
ボディ

もうすでにそれっぽい形になってますね

Fusion360
スケッチ

あとは肝心要の部分をカットするためのスケッチ
面の上で右クリック「スケッチを作成」

Fusion360
線分

「線分」で画像のようにスケッチ

Fusion360
スケッチ

続いて、面を変えて「スケッチを作成」で

Fusion360
3Dスケッチ

「線分」で画像のような線を引きますが、、、、

Fusion360
3Dスケッチ

角度を変えると全然違うところに引いてしまっております。
角度を変えちゃうとどこに引いてよいかわからなくなるのでホーム視点のままでスケッチしないといけません。

Fusion360
3Dスケッチ

原因は、「3Dスケッチ」に✔が入っているためなので、消しておきます。

Fusion360
3Dスケッチ

無事目的の場所にスケッチ出来ました。

Fusion360
ホーム

続きました、裏側もスケッチしていくので、「ホーム」と正反対の角からの視点に切り替えるとどこにスケッチするべきかがイメージできると思います。

Fusion360
スケッチ

という感じで、角棒をぐるりとスケッチで囲いますが、それぞれの線はそれぞれのスケッチとして分離された状態のままなので、更に上書きでスケッチします。

Fusion360
3Dスケッチ

その時は3次元スケッチなので、「3Dスケッチ」に✔を入れてから新規で上書きスケッチする事で一体物のスケッチとして認識されます。

続きは後編で(^^)/