プジョー508のドアパネルに高級スピーカーのマウントを3Dプリンターで作ります④
今回は、固定するための足をモデリングしていきます。
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1604-1024x576.png)
現物から足の位置と固定方法、実際ビス止め出来るかどうかを考えて、Fusion360上でモデリングしていきます。
先ずはスケッチから始めます。
ドアパネル側のこの平らな部分に足を作ります。
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1605-1024x576.png)
スコーカーパネル(今回3Dプリンターで制作する部分)側の足付け根にもスケッチを
どちらも、「フィット点スプライン」で3Dスケッチします。
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1606-1024x576.png)
その二つのスケッチそれぞれにサーフェスモードで「パッチ」を貼り付けます。
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1607-1024x576.png)
そしてそのパッチ同士をロフトで繋げます。
(ネタばれしちゃってますが、横のガイドラインは無視してくださいw)
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1608-1024x576.png)
普通にロフトすると、なんでやねん!って感じにひねくれてつながる事が有ります。
プロファイルの点をドラッグ&ドロップで移動させて修正しても良いですが、ガイドライン(両脇の青線)をレールとして指定してやる方がいいかもです。
ガイドラインは直線でなくともよいので、障害物をよけるためにも有効だと思います。
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1609-1024x576.png)
レールを指定するときれいにロフティング出来ます。
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1610-1024x576.png)
丈夫な足にしたいので、2か所極太の足を作って、4か所ビス止め仕様です。
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1615-1024x576.png)
もう片方はこんな感じで
![Fusion360](https://custom-auto-maruta.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1616-1024x576.png)
足とスコーカーパネルは「結合」で一体化させておきます。
次回は固定用のビス穴位置向きの作り方をば
現物をドアパネルに固定する時に、現実的に作業出来るのかどうかを見極めてモデリングする事も重要です。
Fusion360上でのモデリングは何でもありで、ノリノリで渾身のデザインが出来上がったと思ったら、、、
実際出来上がった物を固定したり生地貼ったりの作業をする時に「無理やん!」ってならないようにw