ウォークマンを車載するホルダーを3DプリンターとFusion360で作る方法①

曲面にフィットするモデリング

高級ウォークマンほどデカくて重いんです。
今回は、そんなデカくて重い黒や金のウォークマンをガッチリホールドして使いやすくするための車載ホルダーを作ります。

Shining3D EinScanPro2X

先ずはクルマ側から3Dスキャニング
車両はホンダN-VAN
ご指定の位置はシフトノブ手前の下側
場所的にはベストポジションかと思います。

Shining3D EinScanPro2X

スキャン時間は慣れれば1分ほどw
魔法の白いスプレー使いました。
AESUBブルーです。
これは必需品で劇的にスキャンが楽になります。

Shining3D EinScanPro2X

スキャンデータの座標位置合わせは入念に
後々のモデリング時に楽に正確になります。

Fusion360

Fusion360で「メッシュ挿入」
「メッシュ変換」もしておきます。
メッシュ変換しておけば、メッシュ上にスケッチ出来たりします。

Autodesk(オートデスク)

Shining3D EinScanPro2X

次は、ウォークマン本体ですが、今回はご使用のケースに合わせたホルダーを作るので、ケースを3Dスキャン
より詳細にスキャン可能なハンドヘルドHDスキャンで3Dスキャン

Shining3D EinScanPro2X

一応表と裏をスキャンして、

Shining3D EinScanPro2X

プロジェクト1と2を融合させます。

Shining3D EinScanPro2X

特徴点を選択して位置合わせ融合
成功すると画像下側のように一体化します。
メッシュの削減時の形状保持、位置合わせの性能
ソフトウェアの優秀さは機材のスペック以上に重要だと思います。
ソフトが優秀な機材はどうしても高額になるのかなという感じです。

ちなみにいつも使ているShining 3DのEinScan Pro2Xは本格機材の中では最安

Fusion360

そして、Fusion360に「メッシュ挿入」して妄想タイム♪