三菱 ECLIPSE CROSS ダッシュボードのスピーカーを交換するためのバッフルを3Dプリンターで作ります。前編
タイトル通りですが
純正の三菱パワーサウンドシステム
なかなか立派なスピーカーとアンプが装備されています。
「エクリプス クロスのためにアンプ・スピーカーを専用設計した「ミツビシパワーサウンドシステム」をメーカーオプションに設定。室内形状やスピーカー位置に合わせて音響チューニングすることで、なめらかでみずみずしく、心地よい音を実現しました。」
第一印象は、
良く言うと、謳い文句通りでそつが無く、なかなか頑張って作ったんだな~という感じ
悪く言うと、メリハリが無く、のっぺりとつまらない音、、、、すみません(´∀`*)ウフフ
オーナーTさんも全くご満足出来ないご様子でご相談頂きました。
一通りご説明させて頂き、最終的には「予算以外全てお任せ!」m(_ _)m
感動鮮烈サウンドの実現に挑みます!
先ずは、今回のメインディッシュ、ダッシュボードスピーカーを交換するためのバッフルボードの設計
今回は、3DスキャナーEinScan Pro2Xの出番は無く、採寸からのスケッチからスタート
Fusion360でスケッチからモデリングしていきます。
取り付けるスピーカーは、フランス産のBLAM Signature MultixシリーズのMS3Multix
BLAMの中でもハイエンドな80mmサイズ最高級フルレンジスピーカーです。
スピーカー固定のPCD穴はスケッチの「円形状パターン」でスケッチします。
「押し出し」や「フィレット」でのモデリングのみ
取り付けるスピーカーが厚みが有るのと、純正グリルとのクリアランスが少ないので少し落とし込んだ形状でモデリングしました。
これぐらいのモデリングならとても簡単に作れるのでアイデア次第で色んなオリジナルパーツを作れますよ♪
モデリングが完成したら、左のツリーのボディを右クリック「STL形式で保存」で任意のフォルダに保存します。
そして、そのSTLファイルをRaise3Dのideamakerに挿入してスライス設定して3Dプリントの準備
帰宅前にプリントスタートしておけば明日朝には余裕で完成してます♪
逆に言うと、急いでいないのに早く終わらせる意味は有りません。
明日朝までに終わる時間を逆算して積層ピッチを詰めるとか強度的に有利なスライス設定にする事でより良い物を作れます。
次回は完成編♪