シート下の延長オフセットエアコンダクト①

小物製作

カーオーディオの機材を運転席や助手席のシート下に設置する事はよくあります。

ただ、そのせいでエアコンダクトを塞いでしまう事になる事も多いです。
後部座席に乗る機会が多い場合は、活かせるなら活かさないとやっぱい寒い
お子様が乗るとなるとなおさらですね。

EinScan

スペース次第で限界はありますが、今回はギリギリセーフ
上下でオフセットしたり、左右に避けたり、細くしたり、、、、
Fusion360でモデリングは自由自在ですが、採寸は3次元で撮れるEinScanが早くて正確

EinScan

今回は上に大きく、左に少しオフセットでなんとかシート高内に収まる作戦

Shining3D EinScan Pro2 位置合わせ

スキャン後に、座標の位置合わせ、不要部分の削除、メッシュの削減
Fusion360にメッシュ挿入後、BRep変換するためには10000ファセットぐらいに容量は削減しておかないとエラーになる可能性が高いです。

Fusion360

そして、Fusion360に「メッシュの挿入」

Fusion360

座標を慎重に合わせておけば、挿入時もその後のモデリングも楽ちん♪
ですが、今回ちょっとずれてたので「移動」で修正しました。

Fusion360

位置は時間を掛けてでも入念にしておくことをお勧めいたします。
その後のモデリングのしやすさに大きくかかわってくるので。
位置を決定したら、先ずは名前を付けて保存しておきます。
それから「メッシュからBRepに変換」

Fusion360

Brepにしておく事で、いろいろ弄りやすくなります。しらんけど
サイズを測ったり

Fusion360

サイズを元に、先ずはスケッチ
フィレットなどを使ってスケッチしていきます。

Fusion360

色々な方法が有ると思います。
もっといい方法が有ると思いますが、ご参考まで
ダクトの肉厚は「オフセット」で3mmに設定しました。

Fusion360

ダクトの入口出口を「ロフト」で繋ぐ予定なので、書いたスケッチをコピーします。
左から右に選ぶと、枠の中にすべて含まれている要素のみ選択されます。
右から左に選ぶと、枠が重なる要素が選択されます。
文章では非常に解りにくいので試してみるとわかります。

Fusion360

ダクト入口の方(画像下の方)にスケッチするために、「オフセット平面」でスケッチするための面を構築します。

Fusion360

ダクトの位置でオフセット面の位置を決定

Fusion360

そのオフセット面上でスケッチ
「貼り付け」でコピーしたスケッチを貼り付けます。
「移動」で位置を微調整
入口側はダクトサイズも違うので大きさも微調整

Fusion360

入口出口双方のスケッチから押し出しで差し込み部分のサイズを押し出し

Fusion360

双方の接続に「ロフト」を使って繋げます。

Fusion360

双方のダクトの接続面を選んでロフトで繋ごうとしましたが、エラー( ;∀;)

何度か選択順を変えたり色々やりましたがなぜかエラー( ;∀;)
解決編はまた書きますm(__)m

Autodesk(オートデスク)