新型N-ONE 半埋込ツィーターマウントを3Dプリンターで作ってみた 前編

曲面にフィットするモデリング

新型N-ONE

今回もまた、Einscan Pro2Xでスキャンしたメッシュデータにフィットする形状をFusion360でモデリングしてRaise3D Pro2で3Dプリンティングする方法を2回に分けて書いていきます。
今回は前編

Shining3D EinscanPro2X
オリジナルの位置出しアタッチメントで位置と角度を決めます。
EinscanPro2XのソフトEXScanでもろもろの処理

3Dスキャンしたデータは向きがめちゃくちゃなので、XYZ軸の位置出しをEXスキャンで設定したり、メッシュの削減や穴埋め等の処理をしていきます。

Fusion360を起動して、挿入タブからメッシュの挿入で保存したメッシュデータをインポートします。

位置決めをちゃんとしたデータなので、Fusion360に取り込み時には位置変更しなくても大丈夫

パイオニア TS-V172Aのツィーター

そして別タブで今回半埋込するツィーターのマウントポッドをモデリングするためにツィーターを採寸しておきます。

Fusion360で別タブを開き、まずは画像のようにスケッチします。

そして、スケッチを終了して、ソリッドの回転を選んで実行

簡単にツィーターポッドが完成♪

角は面取りやフィレットで適度に処理

見えない内側のエッジを選びたい時は、選びたいエッジの上で右クリック長押しすると奥の面やエッジを選べます。

こんな感じで選べます♪

今回は特殊な形状のツィーターなので、いつもと違います。
ツィーター底面が当たる部分に配線を通す穴を開けるために、その面上で右クリックしてスケッチを選びます。

そしてその面上にこんな感じでスケッチをしてスケッチを終了させます。

そして、押し出しで要らない部分を切り取ります。

こんな感じでツィーターポットのモデリングは完成♪
後編は、Aピラーのメッシュデータにぴったりフィットさせる方法を書いていきます。

超おすすめの3DCAD Fusion360 ↓
もともと直感的な操作で扱いやすいですが、その上

サブスクすると何が良いって行き詰った時に教えてくれるってのが最高に有難い♪
もちろん手取り足取りではないので、初歩的な質問はダメですが
初歩的な事は検索すればほぼ出てくるので困りません。
その先の個別の困りごとは検索しても出てこないのでそんな時に超助かります♪
何度も助けられましたw

Fusion360