REVOPOINT POP3DとFusion360で出来る事が凄い 前編
以前書いた、「10万円3Dスキャナーで出来る事が凄い!」が大変ご好評いただいているので、その続編として
今回は、もっと本格的なスピーカーマウントを作ってみます。
いつかはクラウンのゼロクラウンのAピラーにスウェーデンはDLSのハイエンドツィーター Scandinavia30をかっこよく埋め込み加工するためのフラッシュマウントを作ってみます。
REVOPOINT POP3Dは非常にコンパクト軽量なので、取り回しは劇的にらくちん♪
ツィーターの位置と角度を決める治具は相変わらずスキャン出来ませんが、根元がちょっとだけ残っています。
EinScan Pro2Xなら問題なくスキャン出来るのですが、、、
何かいい方法無いかな~今のところ思いつかないので今回もこのまま使います。
Fusion360で「メッシュの挿入」の時に、位置は原点に持っていきます。
角度も色んな角度から目視で確認してながら微調整
そして、メッシュの「削減」でタイプを「面の数」、面の数を10000に設定して「OK」
ディテールは損なわないレベルで削減成功
Fusion360素晴らしい!
元のメッシュが無駄に大きいと、削減時に形状保持が難しくなって形が崩れてしまいます。
なので、挿入するメッシュのサイズは最小限にしておく方が良いです。
そして、今回埋め込みたいScandinavia30のツィーターポッドを「現在のデザインに挿入」で位置を微調整
原点基準でモデリングしているので、画像のように角度は問題ないですが水平軸で位置を微調整します。
削減したメッシュを「メッシュを変換」でサーフェスボディに変換しておきます。
無事サーフェスボディになると変色します。
同時に、ツィーターポッドも「リンクの解除」で加工出来るようにしておきます。
後はボディ分割でツィーターポッドをカットして~という流れが今までのパターンですが、
今回は、半埋込ツィーターマウントではなく、ガッツリ埋め込み加工のためのAピラー埋め込み用サーフェスマウントを作ります。
それも以前書いた事有りますが、また違う方法でもっとわかりやすく
先ずは、Aピラーサーフェスボディの一つの面を選んでその面に「スケッチ」で楕円を書きます。
楕円の位置は画像のような感じで
こんなイメージで楕円を書きます。
そして、その楕円をサーフェスモードで「押し出し」ます。
押し出した面を「ツール」にAピラーサーフェスボディを「ボディを分割」します。
カットが成功したら、要らないサーフェスボディは「削除」で消しておきます。
サーフェスモードで、ツィーターポッドの要らない面も「削除」しておきます。
そして、「ロフト」でツィーターポッドとAピラーサーフェスボディをつなぎます。
綺麗な楕円なので、スムーズにつながりました。
裏側も「ロフト」て繋いで隙間のない面で塞いでいきます。
このままだと、単なる面の集合体のままで中身の詰まったソリッドボディにはなっていません。
各面を「ステッチ」で繋ぎ合わせる事でソリッドボディに出来ます。
「ステッチ」で各面を選んでいくと、ステッチされる部分は緑線になります。
赤線はステッチされない部分になるので、赤線をなくさなければソリッドボディになりません。
全てステッチが出来れば、面が全て閉じた事で画像のアイコンのように中身の詰まったソリッドボディとなります。
今日はここまで
次回は、この埋め込み用サーフェスマウントをAピラーに固定する時の穴あけをしやすいように治具を作るところから書きます。
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