クルマの内装パネルを3Dプリンターで作れます。(不完全版)VWゴルフ7のアウターバッフル①
不完全版
の理由は、画像不足
必死過ぎて大事な部分の画像撮れてません。
が、ど素人でもFusion360のおかげでこんな複雑形状も作れます。
以前に、スイフトスポーツでも4回に分けて制作例を書いてます。
そちらの方が具体的なのでそちらもご参考ください。
スイフトスポーツアウターバッフル制作編①
スイフトスポーツアウターバッフル制作編②
スイフトスポーツアウターバッフル制作編③
スイフトスポーツアウターバッフル制作編④
先ずは、3Dスキャナー Shining 3D EinScan Pro2Xで内装パネルのスキャン
マーカー有りでスキャンしたので、手動で穴埋めしていきます。
3Dスキャナーの性能は、たぶんですが、本体の性能も重要ですが、処理ソフトの性能も大きいのかなと思います。
ソフトがイマイチだと、処理後に使えないデータになってしまうので
今回はアウターバッフル制作なので、ドア内張内装パネルのグリル部分を超音波カッターなどで切り取ります。
切り取った状態でドアにもどして、ドアインナーとドア内張とを合わせてスキャンします。
こんなきれいにサクサク切れるのは超音波カッターのおかげ
長い刃も使えるコレおすすめです。
ドアインナーパネルのスピーカーホールとドア内張グリル部分のセンターが大きくずれているのでセンターをずらしてモデリングしていこうと思います。
これがスキャンしたデータで、メッシュのファセットを10000ぐらいに削減し、座標補正をしてからFusion360に挿入します。
挿入してから右から左から上から下から眺めながら妄想タイム♪
ドアアウターパネルのアウトラインは切り抜いた輪郭なので、その内側にスピーカーが収まるように位置決めします。
このスケッチを描いた平面は
「構築」の「オフセット平面」でモデリングするアウターパネルとドア内張が当たる底面にとりあえず平面構築してその面にスケッチしました。
あとは、アウターパネルの輪郭をスケッチしますが、アウターパネルは3次元曲面です。
切り抜いた内張の端面に3Dスケッチするために、挿入したメッシュデータをメッシュモードで「メッシュ変換」しておきます。
メッシュ変換する事で、ドア内張切り抜き端面に3Dスケッチ出来るようになります。
先ずは、「フィット点スプライン」などでスケッチしていきます。
出来るだけ大きく単純なカーブが理想です。
あまり複雑なラインになると後々エラーの元になるので、出来るだけ単純な構成になるように全体設計するとエラーも無く、きれいなモデリングが出来るようになります。
実は何回もやり直してますw
これは失敗例ですが、右下のラインが急カーブすぎるのと複雑な形になってしまっているので後々自己交差等のエラーの元になります。
エラーが続くと嫌になりますが、今回は自力で解決出来ました。
最終的にはサポートが有るのでどうにもわからない場合はほんと助かるのでおすすめですよ。
フィット点スプラインで納得いくスケッチが出来たらそのスケッチを「標準コンストラクション」にしておきます。
一本物のスケッチにするためににバラバラになったフィット点スプラインを一本筒「標準コンストラクション」にします。
標準コンストラクションで参照点になるので、その参照点をなぞって再度フィット点スプラインをスケッチして一本物のスケッチにします。
ここからが画像無くで申し訳ありませんm(__)m
上記3Dスケッチとスピーカー縁の外周を、サーフェスモードの「パッチ」で面を作ります。
この時に3Dスケッチが複雑だとエラーになる可能性が高まります。
面が構成されたら「厚み」で任意の厚さに肉付けします。
ここでもスケッチが複雑だとエラーの可能性が高くなります。
自分の場合は「ロフト」を使う事が多いです。
ここから必死すぎて画像無しで申し訳ないです。
またの機会に書きます。
いきなり完成ですが、コツとしてはやはりスケッチがとても重要です。
スケッチでいかにシンプルに作りたいものを構成出来るかかなとど素人なりに考えております。
今回はまあまあのトンネルになるので、音響的な実験として拡散3Dバッフル化
色んな形状案が有りますが、今回はストレート中落ち仕様でw
次回はインナーバッフル部分のモデリングを書きます(^^)/